Sommer ferie
ココロ踊る夏休み
サマーハウスの扉を開ける
はじまりは
ただ森を歩く
キラキラ光る白樺の葉や
初夏の森の香りを楽しむ
猫も庭先をパトロール
暮れない夜は
犬とピクニック
水色の真夜中に
パイソンが迎えてくれる
雨降りの朝は
ビルベリー摘み
朱色の長靴を履いて
雨音を体で聴いている
終わりも
ただ森を歩く
儚く短く
夢のような季節を
名残り惜しみ
満たされ
サマーハウスの扉を閉める